KYOSHO CUP 2005 関西Aブロック予選
レースの朝は早いですね。きょうはお弁当も用意したので3時起き。奥さんと二人がかり調理してたらあっというまに集合時間。あわてて荷物を車に詰め込んだらすぐ出発！遠征レースはいつもこんなもんです。
さて、レースです。たった1回だけの5分間の練習走行をセカンドドライバーのhiroshiと半分ずつ走り、私はまぁそれなりの手応え。ただhiroshiにはちょっと不安定なようで多少フラついてます。路面もまだまだ出来上がってないのでたいした判断はできませんが、とりあえず普通には走れそうな感触です。
1回目の予選は私の担当。だんだんとグリップの上がってきた路面は練習走行の時に比べてずっと走りやすく、思い切り攻められそうです。タミグラより怖い10台横一列スタートの混乱を抜けるとそこからは一台の黄色いNSXとの一騎打ち！中盤までは秒差で後ろを走り、途中思いがけず相手のミスで私が前へ。しかし次のラップでミス！また私が後ろへ・・・
その後何度も前後を入れ替えながら走り続けます。5分間バトルしっぱなしで楽しかった！最後まで追いすがりましたが、結局前でゴールすることはできませんでした。しかし、この時点で暫定2位をゲット。決勝進出は硬そうです。
2回目の予選、今度はTカー(どっちもメインカーですが)でhiroshiが走ります。多少のミスがありタイム更新はできませんでしたが、どちらの車も良く走る事が確認できました。と言うよりも、どうやらこっちの車のほうが良く走るようで決勝はこっちで走ることに決定。決勝グリッドはP.P.の更新があったので3番手になりました。
そして決勝レースです。ル・マン式スタート(フラッグが振られてからエンジン始動)を無難に決め、3番手でコースイン。スタートドライバーのhiroshiはトップと2位からは離されるものの、ソツなく周回をこなします。このままドライバー交代まで何事も無ければ、とドキドキしながらピットで待機。走るより緊張する！
だがしかし、そんなにうまくはいかないものです。ストレートエンドで接触、スピンして停止した横っ腹に後続がヒット！と同時にエンジンストール！あわててピットに持ち帰ります。
見るとマフラー出口が曲がっています。どうやら衝突のとき相手のボディーが排気口を塞ぎストールした模様。すぐに給油、再始動してレースに復帰。
が、どうも様子がおかしい。ストレートで真っ直ぐ走っていないし、パワーも出ていない様子。衝撃でアライメントが狂い、変形したマフラーは排気口がボディーで塞がれているようでボディー内にオイルが混じった排ガスが充満しタイヤに付着、グリップを落としています。
今になって思います。どうしてここまで不調なのに車を換えなかったのだろうかと。レースはまだ10分ほどしか経過していなかったので、ペースが戻ればマシンチェンジのロスは十分に取り戻せたハズです。
などと考えていると、給油まではまだ時間があるのにエンジンストール。すぐに再始動しレース復帰します。このときはマフラーがボディーで塞がれてプレッシャーが上がったのが原因だと思ったのですが、実際は衝突のときマフラーに押されたタンクがひび割れ、普段以上に加圧されたタンクから燃料がジャンジャン漏れていたのでした。そりゃすぐガス欠するわなぁ。
15分を経過したところで予定通り私にドライバー交代。最初は不調な車に戸惑い「今からでも遅くは無い、マシンチェンジしようか」と考えたのですが、無線の調子が悪くそのことをピットへ伝えられません。しかし、慣れてくるとそこそこのペースで走れるようになりました。アライメントが狂った上に燃料がかかって限界が低くなった車ですが、予選上位のチームはみんなトラブルに見舞われているようで、ドリドリしながらも現在のトップを追い上げていることがアナウンスされています。まだチャンスはある、とマシンチェンジをどうしようかと迷っていると、あれ？なんだかパワーが出てきた。ガス欠だ！
タンクに穴が開いてるんで、5分とたたないうちにガス欠症状が出ます。ヤバイと思ったらすぐピットインすることを繰り返しているうちに、2位のままチェッカーフラッグが振られました。周回遅れながらもトップに迫っていただけに、悔しい気持ちがいっぱいです。
フジモデルRはKYOSHO CUP 2005 関西A大会で、Rクラス2位でゴール。今年もファイナルへの出場権を獲得することができました。
ですがそのレース内容は満足いくものではありませんでした。マシンチェンジの判断のミス、自分自身が思い切り走れなかったこと。こんなんで満足してちゃいけません。もっと経験をつまなくては！
最後になりましたが関西Aに参加されたみなさん、おつかれさまでした。たくさんの方と楽しい交流ができたこと、予選ではすばらしいバトルできたことに感謝します。
そしてフジモデル監督には私はもちろん、たくさんのチームがお世話になりました。こうして楽しくレース参加できたのは監督のおかげです。ありがとうございました。ゆっくり休んでくださいね。片付けが終わってから・・・
おまけ
WILDBEASTのあみ監督にEPSONギャルをプレゼントしました。
だははー、気に入ってもらえたみたいです。監督は「後ろ」がすきなのね。
