O.S 8時間耐久 〜1日目〜

走行中

いよいよやってきました、O.S Battle Of The Four 8 Hours Endurance Race O.S 8時間耐久レースです!

共に京商カップに出場しているワイルドビーストの「あっし〜」氏に声をかけて頂き、ボディー塗って行くから待っててね♪とお返事をしたのが3ヶ月前。いやぁ・・・ホントに奈良まできちゃったよ!


会場に到着したところでさっそくボディーのお披露目。うんうん、チームの皆さんには気に入っていただけたようで、とりあえず第一関門突破。w
これで私の仕事は、半分は終わったようなもの・・・じゃなかったドライバーするんだった。しかしよく考えたらOSフィールドを見たことも走ったこともない私。ドライバーとして誘っていただいたからにはショボい走りをするわけにはいかない、さらに今日は予選も走ることになってるので、それまでどんどん走りこんで少しでもタイムを縮めておかなくてはいけません。

さて、いよいよ初走行。WBエースTAKEさんのFW-05を借りコースインします。少しずつペースを上げて・・・あれ?挙動がまったく読めない。走り方が違うのかな、と色々試してみてもクルマが安定してくれませんよ。あとから聞いた話では、ステアリングがありえないくらい激しく動いていたらしい・・・どうやって走ったらいいの??
セッティングは先週TAKEさんが19秒台を出したままの状態なので、これは疑う余地なし。それはつまり私の運転がアレだからってことなんですが、それにしてもコース上で暴れまくっているその走りのなんとイケてないことか。あみ監督から通達されるラップタイムは22秒台。こりゃ遅すぎます。
「運転が車に合わせられない」のなら、「車を運転にあわせる」しかありません。チームWBのもう一台、あっし〜号を私の好みにセッティング変更させてもらいます。デフを入れ替えてスタビを外して・・・残り時間は少ないぞ、急げ急げ。
セッティングが変更されたFW-05は、エンジンこそFS-26Cが載っているもののそのフィーリングは普段自分が走らせているFW-05そのものでした。これなら行ける!と走行を繰り返し、不調だったエンジンもだんだんと調子を取り戻していきます。


このあたりでゴロゴロと雷が鳴り出し、バケツをひっくりかえしたような大雨で練習走行は一時中断。コースコンディションが悪くなる〜。でも水はけのよいO.Sフィールドは雨がやむとみるみる路面が乾いていき、小一時間ほどで走行再開。透水性舗装てすごいね。


そしていよいよ予選アタック開始。予選は1チーム2名のドライバーがそれぞれ一周のみを計測するスーパーラップの合計タイムで競われます。なぜか1回目のアタッカーに任命された私は「恥ずかしいタイムだけは記録したくない」と右手と右足を同時に出しながら操縦台へ登ります。これって一台ずつの走行だからみんなが見てるんですよね。そりゃ緊張するって。
ありとあらゆる失敗を想像しつつコースインすると、どうやら予選用に選択したソフトタイヤがマッチしたようで、昼間に比べるとものすごいグリップ感です。これならいけるんじゃないか??とほんのり好タイムを期待しつつアタックラップに突入!操縦台前をソツなくこなし、続く連続Sで軽くアンダー。でもストレートの伸びは悪くない。高速コーナーもインにつけた。残るあと3つのコーナーを無難にこなせば・・・と妄想していたその瞬間。


フワッ、ガシャーン!
OTL 食いゴケしました〜 orz


それでもギリギリ21秒台が出せたのは不幸中の幸いでしょうか。う〜ん、ソフトタイヤは欲張りすぎだったみたい。それにしてもこんなオチが待っていたとは、あらゆる状況を考えていたにもかかわらず想定外でした。
私の予選アタック終了後、所用を終わらせたエースTAKEさんが到着。そして練習走行もせずパッと走った2回目のスーパーラップで軽く20秒フラット。もうね、真剣に凹みましたから。


そんなこんなで、けっきょく予選7位で一日目が終了。ほんと〜に色々あったんですが、おかげさまで「ワイルドビースト夜の部」では話題に困りませんでしたよ。喜んでいいのか〜?明日は決勝だぞ!