バキュームフォームでリフレクタを自作しよう。 〜オス型〜

電飾

リフレクタの自作について質問をいただいたので、ちょっとまとめてみようかと思います。3日くらいでやる予定。実はまとめサイトへの布石だったりもします。


最近のドリフトボディーにはリアルなリフレクタが装着できるんですよね。じゃあこれをレースに使うボディーでもやろう、ってことでリフレクタを自作することにしました。目指すは精巧かつ軽いパーツですよ。

まずは型から作ります。ボディーのライト部分を原型としてここに型を流し複製するんですが、直接エポキシパテを塗るとポリカーボネートが真っ白になってしまいます。マスキングテープを数回(1枚だけだとやっぱり白濁します)重ねるか、カッティングシートを貼ってボディーを保護してやりましょう。その後剥離剤としてワックスなどを塗っておきます。

貼ったところへパテを盛ります。巣ができると後々修正することになりますからね、なるべく空気が入らないようにします。盛る範囲は完成したリフレクタをボディーに取り付けることを考えて、少し広めに。オス型を作る場合は型を削り込むぶん、厚みをたっぷりと。

剥離剤がちゃんと塗れていたら、ボディーからパテのかたまりがポコッと外れます。オス型の場合はこれをそのまんまヘッドライト(の中身)の形に削り込んでいきます。

これくらいの形状でも十分成型できます。実車のライトが大きく写った写真を見ながらルーターや彫刻刀、深い部分はドリルでグリグリと彫ってやりましょう。作業中にキズついけたり欠けたりした部分はまたパテを盛って修正しておくと仕上がりがよくなります。
テールも同じ作業をして、あとは深く掘った部分に空気を抜くための穴を裏側まで貫通させたら型は完成です。お疲れ様でした。


あしたはメス型のつくりかた。