タイヤの接着

タイヤ

京商カップは1/10サイズのGPカーをゴムタイヤで走らせる、今ではマイナーになったと言えるレギュレーションで開催されています。
EPツーリングに比べてパワーがあって車重もある、さらにレース時間も長くてタイヤには相当な負担のかかります。30分の決勝レースを走りきれるか、ってのもあるんですが、それ以前にタイヤがダメになってしまうことも。サイドウォールが割れちゃうんです。


これは悪い例。サイドウォールにたっぷりと、真っ白になるほど接着剤が山盛りです。一件強そうにも思えるんですが、カチカチになった瞬間接着剤がパキッと割れるとそこからタイヤが裂けてきます。こうなるともう全然横方向にグリップしてくれなくてコーナー進入はおっかなびっくり、高速コーナーなんてフラフラです。最後には完全にホイールから剥がれちゃって、まともに走れなくなる。タイヤの磨耗以前の話ですよ。
これでは京商カップの30分レースを走りきれなくて、実際に剥がれが原因でマシンチェンジしたこともあります。しかし周りのチームはそんなに苦労してないようで・・・なんでかなぁ。

あと、そもそも私がタイヤを横方向に使いすぎって話もあります。後半担当のドライバーごめん。

こっちはきれいに貼れているタイヤ。ホイールとタイヤが密着していて、サイドウォールには薄く接着剤がコーティングされています。これなら固まった後の瞬間接着剤にも多少の弾力があり、タイヤをサポートしてくれます。

でもなかなかこうは貼れないんですよね。タイヤ貼りは苦手だな。