電飾の紹介・概要編

kanki2005-09-23

「もっとリアルに」をコンセプトに、ARTA NSXを電飾して参加した京商カップファイナル2004。電飾についてはあんまり詳しいことを書いてなかったので、あらためて紹介します。


ヘッドライト左右、テールライト、ブレーキ、ハザードと5系統にわかれていて、ワンチップマイコンのPIC12C509を使って制御しています。

フロントライト。ハザードにはイエローのLED。ヘッドライトには高輝度の白LEDを3コくっつけて装着。昼間のレースを走るのでなるべく明るく。
ヘッドライトのパッシングは実車NSX-GTと同じよう左右が独立して点滅します。左、左、右、右、ってね。


後ろは一番外側がハザード、二番目が常時点灯のテール、内側二つがブレーキ。テールとブレーキは高輝度LEDです。


LEDはバキュームフォームで自作したリフレクタで固定してあります。0.5mm厚の塩ビ製でとっても軽量。4台分だとこんな数です。



そして点滅の制御ですが、いろいろ盛り込みました。
まず、ブレーキ操作と連動したブレーキライトの点灯。ニュートラルでは光らなくなってます。
ハザードは10秒間フルスロットルにならなかった時、つまり全開走行をしていないと作動します。ピットインやクールダウン時にピカピカするようにしたつもりですが、予想外だったのはクラッシュから脱出できなくて車がもがいている時にまで点滅しちゃったこと。ま、状況的には正しいんですが。
ヘッドライトのパッシングは、2秒間フルスロットルが続くと点滅開始。ストレートエンドでパッシングするようにと考えたものです。
また、スイッチ操作でもパッシングできるようにプログラム。

  • スイッチ1を押すたびに、常時パッシングと通常モードの切り替え。
  • スイッチ2を押すと1回だけパッシングします。


これを作ってる時には「スイッチでパッシングしながら前車をパス」なんて考えてたんですけどね、実際レースを走っているとそんな余裕なんてまったくありませんでしたよ。
もう走ってるだけで精一杯。こんなボタン押してたら、それこそ壁に刺さっちゃう。絶対。自信あるもん。←なんのだ。
冷静に考えりゃ作る前からわかりそうなもんですがね・・・せっかく付けた機能なのになぁ。


あしたはハード・ソフト的なものも公開しようかと思います。