kanki流マスキング

kanki2006-01-12



ラジコンカーのキットを完成させる中でも、ボディーの塗装はかなり難しい部類に入るんじゃないでしょうか。
そのボディーペイントの工程で、出来上がりを大きく左右するのが塗りわけのマスキングです。これがうまくできてないと、何をどうやってもキレイな塗りわけはできません。
そこで「kanki流いい加減マスキング法」の紹介ですよ。
なるべく時間をかけず手抜きをしてマスキングをする為の、あくまで我流なやり方です。自分でもベストであるとは思っていませんので、まー参考程度にみてやってください。


まずは塗りたくないところにマスキングテープを貼る。
凹んだところは後から浮いてきやすいので、貼り直すなり分割するなりして対処しておく。


カットラインをサラサラッと書き入れる。左右対称だとか細かいことは気にせずフリーハンドで。ちなみにボールペン派。
ホントは細いマスキングテープでラインを出したほうがきれいな曲線が引けるんですけどね、手間も時間もかかるのでざっくりと省くのが私流。


NSX 2004はこのあたりのモールドが甘くて、どこを切りゃいいのかわかりにくいなぁ。


線の上をデザインナイフで切る。
ペンで書くみたいにやり直しはできない。ナイフの刃を替え、息を止め、精神を集中し軽く握ったナイフをボディーに当てる。
極力ボディーを傷つけず、かつ確実にテープを切るだけの力を入れ、線上を外さず緩やかな曲線を描くように。

この辺は慣れですかねぇ。ここが一番難しいんですけどね。


余分なテープを剥がして完了。
お疲れさまでした。


前はこんな感じ。肝心なとこは細いテープでラインを出してたりして、一応使い分けとかしてたり。


あとはこれの繰り返し。だいたいこんな感じでやってます。慣れてくればこんないい加減なやり方でも、結構キレイに仕上がってくれるもんです。
結局のところですね、数をこなして慣れましょう、と。実際に失敗しなきゃわかんない事ってたくさんありますからね。