三田遠征・京商カップ合同練習

kanki2006-05-14



すっかり恒例となった、京商カップ参加チームによる合同練習に参加してきましたよ。これで何回目になるのかな?


今回の開催地は兵庫県三田市、三田サーキット。約20チーム(関西A出場の3割!)で午前はフリー走行、午後からは京商カップ形式のレースと充実した内容。2週間後の本番に備えての予行演習かな。
集合写真も人がいっぱい!




約一台おかしなのが。気にしない方向で。




午前中はフリー走行


この日の仕様タイヤメニューは
 ① 35Vソフト@ほぼ新品ひと皮むいただけ
 ② 35Vソフト@5分山まだまだいける
 ③ 35Vソフト@ゴミ寸前インナー見えてますよ
の3種類。超テクニカルな三田サーキットを攻略すべく、とりあえず③を履いて精力的に走りこむ。真っ直ぐ通れそうで通れない、なんともいやらし〜いレイアウトが難しい。何回吹っ飛んだことやら。
②を履いた相方は比較的安定してるようだし、こっちもタイヤを交換して・・・とは思うもののそのまま走ること数タンク。だってこのサーキットってばタイヤが減らないんだもの。ボディーも壊れにくいしサイフに優しいサーキットだなぁ。
最後にはマイカー+②で走行、相方よりも曲がるようなのでレースで使うのはこっちに決定。




午後のレースは予選から。フジモデルRは思ったよりもグリップしない&すぐタレる②タイヤに苦労するも2番手を獲得、トップのワイルドビーストとの差も小さいようでこれなら何とかなるだろ〜と一安心。
この時の「決勝はほぼNEWタイヤだから問題なし」という判断を、決勝レースで後悔することになる。新しけりゃ良いってもんじゃないんだよ。




決勝スタートは本番と同じ、ル・マン方式。よーいドンでマシンをキャッチ、スタータで始動したらコースイン。


ここでアドバンテージを得るべく作ったのがこのスタータガイド。壁に沿ってシャーシを置けば、即エンジンスタートできるスグレモノ(自画自賛)だ。
ファイナルでは雨で活躍できなかったこのスタータ、今日こそはその実力を発揮するチャンスだ。スタートドライバーを相方Hiroshiに託した私は、2分間のウォームアップのあとエンジンを停止、素早く始動すべく姿勢を低く構えフラッグを見つめる。ふっふっふ、ホールショットはフジモデルRのものだっ。


そしてレーススタート!
左手でルーフを掴みあげ、スタータに載せると同時に右手でプラグヒータを押さえる。周りからはまだスタータの音が無い、よし、イメージ通りだ。



うん、音が無い。




無いね。




俺のスタータの音がしないね。







おかしい。たった2分前には確かに始動していたのに、突然反応が無くなるなんて。バッテリー上がりは考えられないし、これはいったい・・・




つーかスイッチ切れてるよ。


どうやらウォームアップの間に足が当たるかなんかして、スイッチを切っていたらしい。大慌てでスイッチを入れ、すぐにコースインするもトップからは15秒のビハインド。おーいアドバンテージはどうしたんだ〜。




ここからは全く予定外のレース運び。必死にトップを追いかける展開ではタイヤをいたわる余裕なんて無し、常に全開でプッシュし続けるのみ。
おかげさまで私にドライバーチェンジする頃、特に終盤には見事なまでのズルズル状態。まーHiroshiは秒差まで追い上げてくれてたし、悪いのはドライブじゃなくてタイヤ選択だったんだけどね。
結果的には僅差で優勝できたんだけど、内容は決して良い物じゃなかったかな。ま、そもそもの原因はスタータにあるんだけど・・・


久しぶりに良い天気に恵まれたレースは本当に楽しいものでした。参加された皆さん、三田サーキット管理人さん、計測をしてくださった林工芸さん、特に運営の三きこさんには大変お世話になりました。みなさんありがとうございました。


さて2週間後には本番レース、京商カップ関西Aです。スタータのスイッチにフタつけるかな。