京商マイスターカップ 第二戦

kanki2006-06-04



きょうはマイスターカップの第二戦。開幕戦で落としたポイントを取り戻すべく、気合を入れて参加。


RクラスはいつものV-One RRR、SクラスはFW-05で参加。SクラスのFW利用率は低い・・・それだけでFWの戦闘力は低いのかと不安になったり。そんなことないと思いたいんだけど、NSX2005をレースでは初めて使うこともあって、いろいろ考えちゃうんだよね。ぜんぜんテストできてないんだもの。

予選は5分間のベストラップを2回。予選前から意外と路面コンディションが良さそうなのと、2回目には温度もかなり上がりそうなので最初からタイムを出す作戦に決定。SクラスのFWには、一発勝負だ〜と30Vを履いて出走!
が、ウォームアップが終わるころにはすでにグリップのピークを過ぎてたようで・・・いやー、さすがにこれはハズレだった。すごーく平凡なタイムで終了、「過ぎたるは猶及ばざるが如し」ってね。
2回目のアタックでは、新品ではないけどまだパーティングラインの残る35Vで走る。これなら好タイムが期待できる・・・と思ったらタイトコーナーであり得ないほどのオーバーステアが。なんでだよー。
それでもこれが最後のチャンス、暴れる車でアタックしなんとかポールから1/100秒落ちで3番手!のタイムを記録。あーんもうちょっとだったのに。あとで確認するとリアタイヤ少し剥がれていた。これは接着しなおして対処、このタイヤはRクラスの決勝に使う。


Rクラスは1回目の予選で2位以下に差をつけて暫定ポール、2回目をキャンセルしてポール獲得。いつも通り走ってみたい。




20分間の決勝レースはRクラスから。


ポールから無難に1コーナーをクリアしたものの、タンクのキャップに付けたバンドにボディーが引っかかってペースが上がらない。幸い操縦台の端に立っていたので、2周目に自分で修理する。これでトップから約10秒の遅れ。
その数週後、接触からまたしてもボディーが路面と干渉。もう一度自分で直してたらトップを走るHiroshiからは1周半の遅れ。あーんもうー。
「さすがに周回遅れはヤバイな」とは思いながらも、諦めるわけにはいかない。ファステストを更新しながら全力で走っていると、あれれなんだか挙動が怪しいよ?立ち上がりで車が前へ出ず、こりゃ駆動系でも逝っちゃったかなーと考えていると・・・ストレートエンドのブレーキングでクルッと1回転して遭えなくリタイア。あぁもったいない〜。
その後トップを走ってたHiroshiも、「木切れを踏む→ハイサイド→背面滑走→フェンス激突→衝撃でタンクの蓋開く→燃料ぶちまけ」とまぁ不幸の連続に襲われ、ノーコンとガス欠の併せ技でこれもリタイア。ツイてなかったね、Hiroshi。


さて、肝心なのはSクラスの決勝。シリーズ戦だからね。


ポール獲得のHiroshi、2位のやぶちゃん、それに私はnewタイヤの初期グリップを温存するため、ウォームアップを控えめに走行。みんな勝つ気マンマンだよー。
そしてスタートではちょっとした混乱から上位3台が一斉に出遅れ!トップ3は揃って最下位から追い上げることに。えーそんなぁー。加えて私は1周目に接触からスタック、これでトップからは10秒ほどの遅れに。ここから追い上げを開始するんだけど、レースは20分もあるのでタイヤを労わりながらね。極力ステアリングを切らず、コーナーは小さくセコく周る。タレがどう出るかテストもできてないしね。
5分ほど経過したところでトップへ追いつきバトル開始、でもこれがなかなか抜けないんだなー。給油のタイミングでも前へ出られず、1秒以内の差で何分も走る事に。タイヤはどんどんタレてくるし、手強いなぁ。
10分過ぎにはトップのテールへ軽く押してしまった。挙動を乱した相手を一旦は抜いたんだけど、後ろへ下がって仕切りなおそうとペースを落としたら・・・すれ違いざまにマフラーがスッポ抜けて万事休す!アチャ〜。さすがにこれはもう「あー終わったな」と思った。がっかりしながらピットインすると、予想外のスピードで修理が完了。レースへ戻ってみれば、途中エンストで遅れるも3位まで盛り返していたHiroshiに抜かれていた。でもまだトップとは同一周回、チャンスはある。
ここからはタイヤを労わる余裕は無し、必死で追い上げる全開走行に切り替え。でももうフロントタイヤはかなりタレてて、2位との差は縮まっているもののアンダーステアが強くてあまりペースを上げられない。これじゃ追いつけても抜くのが大変だよ。ミスしてくれる相手じゃないし、困ったぞ。
ところが終盤、トップがトラブルでリタイア、これでHiroshiがトップに立つ。そのHiroshiとの差は徐々に縮まって、残り2分でついに追いついた!よーし、バトル開始だ!


・・・と思ったらHiroshiがバックマーカー接触、あっさり逆転。そこからはペースを落として楽に走り、トップのままゴール。ふぅ、危なかったよー。
Hiroshiは最後にガス欠でストップしたけど、後続とは差があったので2位獲得。シリーズポイントは5点しか追いつかなかった。やぶちゃんはハイペースで追い上げたものの、序盤にトラブルでリタイアしてたみたい。



レース後のボディー。おろしたてのEPSON NSXが、1レースしか走ってないのにこの有り様。そんなにぶつかってないのにね。


このボディーはリフレクタの型を作るためヘッドライト周辺にポリパテを盛ったもので、パテの溶剤で真っ白になった部分にクリアを吹き、見た目には判らないくらいになっていた。でもやっぱり衝撃に弱くなってたみたいで、ぶつけたところがリフレクタもろとも粉々になってしまった。ついでにLEDもポロッと落っこちててもうボロッボロ。0.3mmプラ板ではちょっと弱すぎるかな。


今回なんとか優勝はできたけれど、いろいろと課題の残るレースだったかも。Rクラスはロングランのテストのつもりだったのに5分も走れなかったし、Sクラスではアンダーステアの原因がNSX2005にあるのか、シャーシのセッティングなのか、それともタイヤなのかが気になるところ。
京商カップ岡山まであと2ヶ月ほど、まだまだやることはたくさんありそうだ。